’91年式モデルの中で最大の注目作、FXDB・スタージス。
’81年、ウィリー・G・ダビッドソン自らがスタージスのモータークラシックにベルトドライブシステムのローライダーで登場したのがその始まり。世界初のコックドベルト2次ドライブを与えられたマッ黒のローライダー、それがスタージスだった。
そして10年後、この歴史的モデルが甦る。ダイナグライドと名付けられた新設計のニューフレームを持つ、漆黒のFX系モデルだ。
CADによる開発で誕生したフレームは、2点式ラバーマウントを採用し、同時に、クラシックなムードを漂わせる。スイングアーム式の当時最新のフレームとしても見所は多い。また、コンポーネンツの型状とレイアウトにも見直しが図られており、オイルタンクはミッションの下に移され、バッテリー、イグニッションスイッチ等もレイアウトの変更がなされている。エキゾーストのデザインも新しいもので、クロスオーバー部が低く、見えにくい。細部では、新方式のバレンタイプのフォークロック、メンテナンス性を考慮したオイルフィルター、偽造を不可能にしたフレームナンバーの打刻などの採用が挙げられている。
ボディーカラーは、もちろんブラックのみ。エンジン、エアクリーナーなど、ほとんどがブラックフィニッシュされ、初代スタージスとの相似性をアピールしている。
この歴史的モデルのスタージス。クラシックなムードと、新型フレーム、プラス、V2エヴォリューション1340ccの走りが、大きなポイントとなる。

参考:カスタムバイク スペシャル No.62 '90年発行 桃園書房
text/Harley-Davidson K.K.

当時、革命的な新技術を投入したモデルであった、ダイナスタージス!
現在のダイナ系モデルの原点となったバイクです。
オヤジ心を擽る、激渋の一台にするために、ウィンドシールドを付け、この後シーシーバーパットを短い物に変える予定です。後は、おそらくスタージスのマークが入った、ナイロン製のツールバックがあると思うのですが。。。探し続けたいと思います。


 
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