ほぼノーマルの状態で持ち込まれた、100周年アニバーサリーモデルのヘリテイジ(写真右下)を大胆にスリムなチョッパーにリニューアルしました。

外装は、スポーツスタータンクをベースにTC88のフレームとのバランスを考えて、少し長くストレッチさせてワンオフ制作。リアフェンダーは、WCCのフェンダーをベースに、2人乗りが前提だったためストラットを制作し、一体型にしました。デュオテールを溶接加工でフェンダー一体型にし、同じ色で塗装する事で、よりスマートな感じになっています。深いパープルにフレークで、光が当たると七色にキラキラ輝きます。+ホワイトでピンストライプを引きました。よりタンクの細さが強調されています。
シートはワンオフでシートベースから制作した、コブラシート。TC88の多い電気系部品がきちんと収まるシートベースを作りました。シートはビス留めが見えない仕様になっており、フレームに形状がぴったりしているので、とてもすっきりしています。
フロントエンドは、ナローフォークと21インチのホィールに変更。全体にスリムで軽快な雰囲気になっています。フォアコンを気持ち手前にセットアップしなおし、楽でカッコヨク乗れるようなポジションを作ってます。
ハンドル周りは、ナロートリプルに合わせてFakeさんオリジナルの "GREASER BAR" とスイッチ。グリメカのマスターシリンダー。配線も中通しですっきりです。

EVOからTC88に変わった際、ソフテイル系のフレームは、1周り大きくなり尚且つ角パイプが使用されています。スリム化するためにタンクを小さくすると、ルックス的に野暮ったくなってしまいます。それを解消するためにフレームを手直しし、タンクとのラインが美しくなるように仕上げています。

サンダーヘッダーマフラーをワンオフでドラッグパイプに作り直し、より軽快に仕上がりました。

 
 
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